古代エジプトのシンボル
唐 棹と曲がった杖
王権、主権、支配のシンボルです。 |
原 始の丘
エジプト人は創世記にカオスの海がせり上がり、乾いた土地が出現しこの丘が出来上がったと信じていました。この丘が隆起したという考え方はエジプト人に重 要な影響を与え、寺院の設計全てに利用されました。おそらくピラミッドもここから着想されているのかもしれません。
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シェ ン
始めも終わりもないループ状のロープで永遠を象徴しています。太陽円盤が中心に描かれていることが多くあります。またシェンは守護のシンボルでもあるよう です。ホルスやハヤブサ、ハゲワシのムトなど鳥の姿の神によって掴まれているものがよく見られます。保護するジェスチャーでファラオの頭上で羽根を広げて いました。シェンという言葉は、”shenu” が起源になっていて、”取り囲む” を意味し、その細長い形で王の名前を囲むものがカルトゥーシュになりました。
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ウ ジャト - ホ ルスの目****
ホルスの目。回復と庇護のシンボルです。目はウァジェト女神 (他にもウェジャト、ウァジェト、ウェジョエト、エジョー、ウト、ラーの目"ウジャト" などと表記されます。) を擬人化したものです。 ホルスは古代エジプトの天の神で、ハヤブサとして描かれていました。彼の右目は太陽神ラーを表しています。目のシンボルは下に"涙"が描かれたハヤブサの 目を象徴しています。 反対側の左目は月を意味しジェフティ (トート)神を表しています。

カー
カーは "魂" や "生命力" と訳され、人間が生まれたときに宿るとされています。羊の頭をしたクヌム神が、人が生まれるときにろくろを回してカーを創造していたと信じられていまし た。人が死ぬときに "カーに会うことができる" と考えられていました。体が死んでしまっても、その人のカーは生き続けます。カーはその後も住み続ける場所が必要なため、住処を備えた墓もいくつ かありました。カーが飲食できるように墓の入り口には食べ物や飲み物が供えられていました。 |
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翼のある太陽円盤**
ホルス・ベフデティ神(エドフのホルス)がセスとの戦いの時に使った形です。神トートは彼の魔力を使ってホルスを壮麗な翼を広げた太陽円盤の姿に変えまし た。ネクベト女神とウアセト女神もウラエウスとなって彼のそばに加わりました。
ティ エト
このシンボルの正確な起源はわかっていません。このシンボルは腕が下に向いている以外は、多くの箇 所でアンクに似ています。その意味もまたアンクを思わせるもので繁栄や生命と訳されます。 第3王朝の時代にはアンクとジェドの柱と一緒にティエトも装飾に使われているのが見つかりました。また後には笏と一緒に描かれていました。ティエトはイシ スに関連していて、”イシスの結び目”や”イシスの血”とも呼ばれて いました。”イシスの 結び目”と呼ばれていた理由は、神が着用していた衣服を留めるために使われていた結び目に似ていたことからだと思われます。 ”イシスの血”の意味はさらに曖昧ですが、赤い石やガラスからできた葬儀のお守りとして使われていたから です。後の時代になると、このサインはネフティス、ハトール、ヌト、イシスなどの女神に関連付けられ、復活と永遠の生命という考え方を表してたようです。 |
ジェ ウ
ジェウは山を意味し、中央のナイル渓谷にある二つの山を表しています。エジプト人は天国を持ち上げた宇宙山脈があったと信じていました。その山脈には二つ のピークがあって、西のピークはマヌ、東のピークはバクと呼ばれていました。この二つのピークに天国が座っていたと考えられていました。それぞれ山々の ピークには、ライオンの神が日の出と日没を繰りかえす太陽を守っていました。また、山は墓と来世のシンボルでした。おそらくそれは、ほとんどのエジプトの 墓がナイル渓谷に接する山の土地に築かれたからだと考えられます。墓の守護人であるアヌビスに関して、”山の上にいる人& rdquo;という 記述があります。他にも、来世の神であるハトホルもこの時”ネクロポリスの女王”と呼ばれていました。彼女は山 腹から突き出した 牛の頭として表現されています。
ア テフ
アテフの王冠はオシリスによって着用されていました。上エジプトの白冠でできていて、赤い羽根はデルタでのオシリス信仰の中心であるブシリスを表していま した。 |
プ スケント
赤冠と白冠を合わせた二重の冠はエジプトの統合を表しています。エジプトは統一国ではありませんでしたが、そのほうがより強力でした。そのため統一が望ま れていました。紀元前3100年頃の初代王朝の創設者ナルメル(メネス)はこの冠を着用した最初の人と記録されています。
セ セン
蓮の花。これは太陽と創造、再生のシンボルです。蓮は夜になると花を閉じ水面下に沈み、日の出と共にまた水面に浮かび上がり花を咲かせます。創造神話の中 で、巨大な蓮がまず最初に水のようなカオスの中から浮かび上がったとされています。そしてその巨大な蓮から太陽が第一日目に顔を出したと言われています。 これは上エジプトのシンボルです。 |
ケト
このシンボルは炎が出ているスタンドランプや火鉢を表しています。火は太陽を表現し、そのシンボルは炎を吹き出すウラエウスを表しています。また、火は冥 界というエジプトの概念でもあります。キリスト教の地獄に似た考え方で、冥界の恐ろしい側面があります。多くのエジプト人は火の悪魔が住んでいるとされる 火の湖や火の河を避けています。
レ ブ
このシンボルは心臓を表しています。エジプト人は心臓は全ての意識の中心にあると信じていました。そのため、人が死ぬと”心臓が旅 立った ”と表現していました。ミイラを作成するときも、心臓だけは唯一身体から取り出されることはありませんでした。死者の書では、来世で オシリス と共にいる価値があるかどうかを判断するために、心臓とマアトの羽の重さを比較していました。 |
ネブ
このシンボルは神聖なる金属で神の肉と考えられていた金を表しています。磨き上げられた表面は太陽の輝きに関連付けられていました。金は不滅を表すことか ら来世では重要なものでした。新王国では王の埋葬室は”金の家”と呼ばれていました。