ウルル
祖先・ドリームタイム・創造のシンボル

ウルル、すなわちエアーズロックは、オーストラリアのシンボルである。それはまた先住民の土地権をも象徴する。ウルルはオーストラリア中央部の大きな自然の砂岩の形成物であり、アボリジニのドリームタイムの物語において役割を果たす。アボリジニの人々は、ウルルが時の始まりに十人の祖先によって創造されたと信じる。アボリジニは、ウルルが祖先の原初の創造物の一つであると信じ、大きな岩の上にはドリームタイムに捧げられた多くの岩刻画が見られる。岩に触れることで、アボリジニの人々は祖先およびドリームタイムと交信できると信じる。
ドリームタイムは、アボリジニの創造の物語である。ドリームタイムの始まりとともに、存在、知識、法がもたらされた。ドリームタイムは今日も続いている。それはドリーミングと呼ばれる。ドリームタイム以前の世界は平坦で暗かった。古代の祖先たちが地殻を突き破り、今日私たちが知る世界を形づくった。ウルルの記念建造物は、彼らが大地を突き破り自然の形成物を創造したことの証拠である。
ウルルの記念建造物はアボリジニの人々にとって聖なる場所であり、その地域にはいくつかのドリーミングの道がある。この記念建造物は、1万年以上にわたって通過儀礼の儀式に用いられてきた。それはもともと地元のアボリジニの部族によってウルルと名付けられた。1872年、測量士がそれをエアーズロックと名付けた。2002年、元のアボリジニの名を認めるためにウルル/エアーズロックと改名された。

ウルルのシンボル
ウルルは現在、アボリジニの人々が来て儀式を行う国立公園である。一般の人々も公園に入ることは許されるが、ウルルを登ることは控えられるよう勧められている。公園の周囲の多くの看板が、ここがアボリジニの人々にとって聖なる区域であることを一般に知らせている。